TOCAのこだわりPrat2〜お客様の気持ちになって作った内装〜
大変嬉しいことです。
初めて行く美容室はとても緊張するものです。スタッフは恐くないか?技術は上手いのか?など、沢山の緊張要素を持って来店されます。
僕がTOCAを立ち上げる時に重要視していたことは、お客様に「居心地の良さ」を感じていただくことです。
店内に入った瞬間に緊張が和らぐような接客や内装作りを大切にし、実際それを感じていただけたのならば大成功です。
今回は、そんな想いを込めて作った内装について紹介していきたいと思います。
店内の内装は、木のぬくもりを感じるシンプルなものです。
無垢のフローリングでヘリンボーン(ヘリンボーンとは板の貼り方で、「ニシンの背骨の形」ににているところからヘリンボーンherring(ニシン)・bone(骨)と言われてます。)にしラグジュアリー感をだしました。
また、オーク材をベースにところどころインテリアをチーク材と黒のスチールで引き締めて大人っぽさを演出しております。
ただ、それだけですと色が少ないので、セット面をグリーン、ブルー、オレンジ、ホワイトでカラフルにし女性がメイクするように色で遊びをつけました。
色味にはグレーを混ぜることで彩度をぼかし居心地を損なわないようにしています。
また、セット面は隣との間隔を十分とって圧迫感がなく、ゆったりとくつろいでいただける空間作りをしております。
シャンプー台はフルフラットになる最高級のYUMEシャンプーを採用しております。何時間寝ていても首が痛くなりません。
ご好評のオリジナルマッサージシャンプーとヘッドスパはTOCA自慢の施術です。
できるだけ物を置きたくなかったので、1つの棚でお客様の荷物をお預かりするロッカーになり、お店の商品の陳列用ディスプレイにも使え、フロントとセット面の間仕切りにもなるものを考えました。
フロントは圧迫感なく、できるだけお客様と良い意味でオープンでいられるよう壁に配置せず浮間(空間)を多く作り閉鎖的にならないようにしました。
外から見たときは開放感をだし、中にいるときはオープンすぎないよう、お客様が座って外が気にならない位置に植栽のオブジェを立てかけました。
もともと僕が考えていた内装はコンクリートの床にインテリアをチークと黒のスチールで統一していました。